プロフィール

    Ran Kazura

    Author:Ran Kazura
    こんにちは!

    このサイトでは普段のお仕事とは切り離して
    私がなんとなーく思った事などを不定期にアップしています

    ちょっと放置気味かもww

    現在東京都在住
    占い師、ドラマー。
    趣味:バイク、、お宮巡り、空を見上げること。
    好きな食べ物:お寿司、あ刺し身、麺類。
    嫌いな食べ物:思い付かないなぁ・・・。

    Ran Kazura

    カテゴリー
    最近の記事
    月別アーカイブ
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    告白自伝 『過去日記』 3歳(その2) classic







    告白自伝 『過去日記』 3歳(その2)





    一瞬・・・『よーいドン』 の声が聞こえた気がする・・・

    一斉に歓声ともザワメキともつかない声を上げて皆が走り出した。
    それを見て私も慌てて走り出す。

    その時の私の気持ちは、とにかく 『あそこ(たまご)』 へ行かなければ!誰よりも早く着かなければ!という一心だった。何故なら、そうでなければ、『この身が危ない!』 という事を直感して (知っていたから?) いたから・・・。
    その感覚は恐怖となって私に襲いかかり、必死に走る私の背中を後押しした。
    と、言っても周りの数万、いや、数億という人(?)達も、同じ恐怖を感じていたであろう事は、容易に想像出来た。


    遠目には脂肪質のように見えていた巨大な 『たまご』 も、近づくにつれて、その表面は青白く濁った半透明の寒天の様な物質(モノ)で出来ている事が分かってきた。

    大勢の気配を背中に感じながら何とか先頭を走っている。その差は数10センチか? 『たまご』 はもうすぐそこ・・・あと10m・・・5m・・・3m・・・
    勝利(?)を目の前に、すぐ後ろまで迫るライバル達の気配を振り切る様に、両手を大きく広げて、精一杯の力を振り絞り
    、飛び付く様にして巨大な 『たまご』 に抱き付いていった。

    「早く中に入んなくちゃ、他の人に入られちゃう・・・早くぅ!早くぅ!・・・」

    焦りながら、本能のままに、『たまご』 の表面に頭を強く押し付ける。
    しかし見た目の印象よりずっと弾力があり、表面に穴が開いて少しだけ頭が入ったとしても、その弾力で押し返され、穴もキレイに閉じてしまう。
    諦めず尚も必死に押し付けたり、体当たりをしたりする内、ようやく頭が中に入った。
    そして何とか肩位まで入れたので、後は足をバタバタさせたり体をよじったりしながら、どうにか全身中へと入る事に成功する。

    一瞬ホッとしたが、慌てて後ろを振り返ると、大勢の人達が中へ入ってこようとしているのが見えた。
    でも 『あの人達は、もうココに入って来る事が出来ないんだ』 と確認して、やっと安堵する。




    「うわぁ~」
    声を上げて目を覚ました私は、当時流行っていたキャラクタープリントの幼児用布団の中にいた・・・真夜中。

    心臓の鼓動は、まだドキドキと激しく打っている。
    横を見ると両親が私をあやそうと布団から体を起こしていた。
    その姿と豆電球の明かりを見て、私は夢から覚めたのだと実感し、そして安心する。

    今でこそ、『あの時の夢は受精の記憶だったのかも知れない』 と理解も出来る。そう考えれば夢の中での私の感情も辻褄が合う。
    しかしあの 『夢 (記憶)』 の意味も分からなかった3歳の頃、毎晩の様にあの夢を見ては、夜中に目覚めていた。 その度、幼心に私はこう思っていました。

    『ああ、またこの夢かぁ! 夢で良かった! もう二度とあんな思いはしたくない。。。』と。




    (つづく)     

    *当ブログ内の文章・画像の転用・盗作は禁じます。




    スポンサーサイト

    カレンダー
    07 | 2017/08 | 09
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -
    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    天気予報

    -天気予報コム- -FC2-
    最近のトラックバック
    QRコード
    QRコード