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    Ran Kazura

    Author:Ran Kazura
    こんにちは!

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    現在東京都在住
    占い師、ドラマー。
    趣味:バイク、、お宮巡り、空を見上げること。
    好きな食べ物:お寿司、あ刺し身、麺類。
    嫌いな食べ物:思い付かないなぁ・・・。

    Ran Kazura

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    未だ色あせぬ最高傑作 classic




    (この記事は2006年7月にUPにた物に、動画を追加し、2013年9月に改めてUPした物です)

    【未だ色あせぬ最高傑作】~classic~



    もう20年以上前になるかな? 私が13~14才位の頃。
    世の中は 映画 『機動戦士ガンダムⅢ・めぐりあい宇宙』 編が公開されて、ガンダムブームは最高潮! 私もずいぶんと 『ハマったものです

    でも私は、その一方で、当時東京12チャンネルで『ひっそり』とやっていた『伝説巨神イデオン』(でんせつ きょじん いでおん)と言うアニメにも魅せられていた 
    あまりにもメジャーに成りす過ぎていた、ガンダムに比べ、イデオンはあまりにもマイナー過ぎで・・・ 当時、周りの友達にその話題を振っても、「えぇ~!あんなの変だよ!ダサイよ!」 と相手にされず  中には 「ナニそれ?」 と興味を持ってくれる友達も居たんだけど、
    放送を観た明くる日、ワクワクしながら感想を聞くと、やっぱり 「ガンダムの方が好き!あれは変!ナンダあの肩!」 との答え 
    昔、 『ヤマト派』 『999派』 に分かれた様に『ガンダム派』と『イデオン派』に分かれていたそうだけど、当時の私の周りでは『イデオン』は全滅でした


    ↓【BSアニメ夜話/イデオン特集】↓




    ガンダムと同じ、富野作品にも関わらず、なぜこんなにも嫌われるのか??
    確かに、ガンダムに馴染んでいる人には、イデオンのストーリーもキャラもメカデザインも『とっつきずらい』 かも知れないけど、そこで語られている事は、ガンダムの比ではない!! な~んて、私は思うんだけどなぁ。。。

    ただ誤解してほしくないのは、私は『ガンダム派』でも『イデオン派』でもないと言う事! 
    両方好きだし、もちろんガンダムだって、テレビシリーズや映画のⅠ・Ⅱ・Ⅲも観に行ったし、ビデオも買って、今でも家に有る! 
    だけどそんな私が、何の偏見も先入観も無く両作品を観た時、

    『イデオンはガンダムの続きなんだなぁ・・・』だとか『ガンダムで云えなかった事を、イデオンで云ってるんだな・・・』 と思うんです 
    もっと深く考えれば 『ガンダムが問題提起で、イデオンが富野さんなりの回答! ではなかったのか・・・?』少なくとも私は、そう思っています。

    制作費があまり無く、内容も設定も特殊だったため、テレビシリーズは39話で打ち切り・・・。
    その後、映画化されたイデオンは、シリーズ打ち切りまでの総集編を、前篇の『接触篇』として。
    打ち切りから以降の最終回までを新たに制作した物を、後篇の『発動篇』として、二部構成で公開されたんだけど、それを知らない人達は、 『接触篇』 だけ観て帰っちゃう人とかもいたりして・・・ ^_^; 教えてあげれば良かったんだけど、当時の私は今よりずっと内気でしたから (*^_^*)


    でも、自分で思うんだけど、この作品の本当の良さ! と言うか、凄さを解ったのは大人に成ってからじゃないかなぁ? 
    それはきっと、色々と経験し、経験してきた事を受け止めて、噛み砕き消化してきた事が多ければ多いほど『イデオン』と言う作品で云わんとしている事が、より理解し易いのでは? と思うのです (なんだか偉そうな事言っちゃった) そんな私も大した経験無いですが ^_^;


    ↓【劇場版/伝説巨神イデオン 接触篇】↓



    ストーリーは『バッフクラン』と呼ばれる地球に住む、バッフクラン一族(つまりバッフクラン星人)の青年『ギジェ』が、宇宙総軍総司令の娘『カララ』とともに、古くからバッフクランの地球に伝わる『イデ』と呼ばれる伝説の無限力(むげんちから)の捜索のために、『亜空間飛行(ワープ)』を重ね『ロゴダウ』と彼らが呼んでいる星へとやって来るところから始まる。

    だが、その『ロゴダウ』は、実は私達地球人の移民星の『ソロ星』だった。
    そして移民者達は、その大地で、巨大な宇宙船と戦車の様な謎の『遺跡』を発見・発掘していた。。。

    『バッフクラン』と『ソロ星』の二つの文明が交戦と言うかたちで出会った時、今まで何をしても動かす事の出来なかった 『ソロ星』 の遺跡が、突然動き出しす。
    戦火から逃れ、巨大な遺跡内に非難して来た移民者達を乗せたまま、彼らの意思とは全く関係無く、まるで遺跡自体が意識を持ったかの様に 反物質エンジンで一気に宇宙空間へ飛び出すと『デスドライブ(亜空間飛行と同じ)』をかけ逃亡する『遺跡』 ・・・

    凄まじい力を見せられた『バッフクラン』側は、まさかそれが遺跡だとは知らずに、『イデなる力』が関与しているのではないか? 
    との考えと、色々な経緯があって『カララ』が、あの逃げた船に紛れ込んでしまっていた!と言う二つの理由から、彼らを追い回す事に・・・

    こうして、全宇宙を舞台にした、双方にとって命懸けの鬼ごっこが始まってゆく・・・。


    まだ36年しか生きてなく、物事を語るには、まだまだ勉強不足なところが有るかも知れない私だけど、あえて断言します
    人間としての根源・人類としての存在意義と言うテーマを、アニメで取り上げた事の凄さ! しかも遠慮無く! そしてこれ程の壮大さ、かつ刹那さと絶望感で、この類のテーマを描いた作品は、邦画・洋画・実写・アニメの区別無く、私は今まで、 『イデオン』 以外、お目に掛かった事はありません
    私の中では、このジャンルの映像作品では、間違い無く世界一の傑作だと思っています
    『発動篇』 の音楽もそのテーマにぴったりの素晴らしいもので・・・


    大きいレンタル屋さんにはDVDかビデオがあると思いますので、伝説巨神イデオン『接触篇と発動篇』ご覧になってみてください。


    ↓【劇場版/伝説巨神イデオン 発動篇】↓


    ただ、さっきも話しましたが、前編に当たる『接触篇』は、テレビシリーズ39話の総集編。 編集し倒して『なんとか』1時間半の枠に収めたと言う感じなので、観ていても話の展開に、かなり無理がある様に感じます。 

    しかもテレビシリーズは低予算で作られた物なので、『接触篇』に関しては、動画や作画にも、やはり難を感じてしまいますが・・・
    だけど、『接触篇と発動篇』を観終わった時、それらの不具合を補って余りあるだけの、衝撃・感動・問題提起 等を感じる事でしょう。
     
    それはまるで、何度もチャンスを与えられていながら、その事に気付かず、己の思い込みだけで突き進んでしまう人類・・・または、運命と言うモノの大きな流れ方や、いつかどこかであった神話を見ている様な・・・。
    いずれにしても、ギリシャ神話や日本神話、旧約聖書等の要素も上手く取り入れられています。
    (劇中での台詞は、かなりクサめだけど・・・




    ガンダムの影に隠れ、スポンサーからの制約や、低予算・不人気と言う悪条件の中、名作にも関わらず不運な運命を辿った作品が有った事を、皆に知ってほしいと思い・・・。






    最後に私が印象に残った言葉を幾つか。 
    『イデオンという伝説』 と言う本の中での言葉・・・ 
    『イデオンを作りたかったから、ガンダムを映画化したんです!』
    現に、映画 『ガンダム』の収益を全部『イデオンの発動篇』 に
    つぎ込んだそうです。


    【イデオンという伝説】




    そして、映画の中の台詞から、戦闘中イデオンの中を移動しながら、食事を摂る少年・デクの独り言・・・
    『死ぬかも知れないのに、なんで食べてんだろう・・俺・・・』

    これも映画の中の台詞から、主役の少年・コスモが・・・
    『俺達出来損ないの生物の、その憎しみの心を根絶やしにする為に、イデは・・・』


    伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 【劇場版】









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    ひぐらしのなく頃に classic







    突然ですが皆さんは、時々こんな事ってありませんか?

    気に入ったテレビ番組を、『毎週』 の設定で録画予約していて、その安心感もあってか、録画したお目当ての番組をナカナカ観ない! 録画は溜まる一方・・・
    オマケにいつの間にか、お目当ての番組自体の放送が終わってて、訳の分からない後番組が大量に録画されていたって言う事ありませんか?



    私も、ついこの間そう言う事がありまして・・・

    久し振りに録り溜めされている筈の、番組を観ようと再生しました。
    3~4話観進んだところで事件が

    それは、次はよいよ最終回かぁと思っていたら、なんと次回の予告編をやっている画面に 『次週は放送時間を・・・』 と言うスーパーが・・・

    つまり、最終回だけ、放送時間が1時間早まってたんです (ToT)
    無いとは分かって居ながらも、ほのかな期待を胸に、その次の週にあたる録画データを再生してみると・・・案の定お目当ての番組は録画されてない

    しかも、その代わりにヘンテコリンなアニメが入ってるし (+_+)


    と、言いつつそのアニメ! 始まり方がちょっと興味があったので観てしまいました ^_^; 
    でも、観ている内に、絵 (キャラ) や声・エピソードが、いかにもオタクウケしそうな感じで、何となく私は苦手ぇ (>_<) って言う事で観るのをやめて消してしまったんです。

    ところが! 『毎週』 での、録画予約を消すのを忘れてしまって、命令はまだデッキに残ったまんま!

    そう! ご想像の通り! あれから10週間、家のデッキ君は、その番組を録って録って録りまくっていました ^_^; 

    よくある話ですよね、こう言うの・・・!?





    いつもの如く長くなりましたが、実はココからが本題なんです!!

    ツイこの間、床についても眠れず・・・
    かと言ってテレビも面白いモノはやっていない・・・と言う夜がありまして。

    私ついつい、後一話位観てみるか! と思い、この間のアニメの第二話を再生したんです。 と言うのも、さっきもちょっと触れましたが、始まり方・・・
    つまり物語導入部と主題歌のムードが気になったので。


    それが、どうでしょう! 二話目から物凄く面白い!
    遂にその夜は、録り溜まっていた話を寝ないで全部観てしまった位。


    その番組のタイトルは

    『ひぐらしのく頃に』

    以来ハマって、毎週楽しみにしている・・・37歳・・・^^;



    現在、テレビ神奈川(土)・ちばテレビ(水)・東海テレビ(木)

    関西テレビ(水)・テレ玉=テレビ埼玉(水) 等で、主に深夜放送されているこの番組の素性と荒筋をちょっとだけ・・・


    調べてみると、この 『ひぐらしのく頃に』 と言うモノは、そもそもインディーズのPC用のサウンドノベルなんだとか。

    何年か前に発表されて話題となって、コミックや家庭用ゲーム、そして今回のアニメと広がってきたみたいです。

    この作品は 『○○編』 って言う、沢山のシリーズがあるんだけど、その各編に有るヒントを繋ぎ合わせると、大きな謎が解ける! と言う仕掛けになっています。



    『ひぐらしのなく頃に』 (出題編)

    鬼隠し編・綿流し編・祟殺し編・暇潰し編


    『ひぐらしのなく頃に・解』 (解答編)

    目明し編・罪滅し編・皆殺し編・祭囃し編



    この各編の名前を見て頂いてもお分かりだと思うのですが、怖いです!

    しかも、ミステリー (犯人が分からない) の様でサスペンス (犯人が分かっている) の様でもあり、ナカナカ巧妙に作られた話です。


    主人公達の、日常の何気ない会話や仕草に、重大なヒントが隠されていたりして、それを一つ一つ拾い集めていくのは、一度観た位じゃ気付かない事だらけで、私も何回か観返しました。





    ストーリー・・・

    物語の舞台は昭和58年。架空の地、鹿骨市 『雛見沢(ひなみざわ)村』 と言う小さな村。

    前原圭一は、最近ココへ引っ越して来たばかり。
    しかし、親戚の葬儀の為、数日両親と上京していた。
    物語はその前原圭一が雛見沢へ帰って来た翌日から始まる。

    この村に引っ越して来たばかりの前原圭一は、この村の事はまだ右も左も分からない。 しかし、彼の明るさと、クラスメートの 
    『竜宮レナ 園崎魅音 北条沙都子 古手梨花』 の気遣いによって、打ち解けるのに時間は掛からなかった。

    そんなある日、圭一は、この村で年に一度行われる 『綿流し』 と言うお祭りがある事を知る。 使い古した布団等の綿を供養して、川に流すと言うもの。

    しかし、もう一つ! 奇妙な話を知る事となる。
    それは、今から五年前、この村に持ち上がったダムの建設話・・・
    村人は団結し、猛反対! その結果、ダム建設の現場監督に対し、村の6人がリンチバラバラ殺人を起こしてしまう。 犯人の一人は今も逃走中・・・

    そして翌年から、『綿流し』 の日に、必ず人が死ぬ。

    村人は、雛見沢の守り神 『オヤシロ様』 の祟りと信じている。

    ところが、前原圭一が、クラスメートにその事件の事を聞いても、まるで何かを隠す様に 『知らない・・・そんな事無かった・・・』 と言うばかりで要領を得ない。

    次第に苛立つ圭一に対し豹変するクラスメート達・・・何かがおかしい。

    一体何がおかしいのか・・・?

    自分か周りか・・・?

    交錯する、嘘・噂・思い込み・隠し事・疑心暗鬼。。。






    とまぁこんな感じなんですが、どうです? 面白そうでしょ ^^ 怖いけど ^^;
    特に 『鬼隠し編』 の二話目の最後は、鳥肌立ちますよ!



    私の最近の超ぉ~お勧めですから、皆さん良かったら録画して観てみて下さい。
    そして、私はこう思う! いや、俺はこう思う! なんてお話出来たら面白そうだなぁ (^。^) なんて思ってます ^^

    ちなみに今なら、特別な手続き無しに
    『動画配信サイト・バンダイチャンネル』 で、一話・二話・五話だけなら、無料で丸々観る事が出来ます。

    バンダイチャンネル←観てみたい人はクリックしてネ! 

    ただ、念のため・・・ショッキングなシーンもあるので、お子さんと一緒には観ない方がイイかと思います。 


    その他の詳しい情報はこちらへ・・・
    アニメ 『ひぐらしのなく頃に』 公式サイト



    本当に良く出来てますヨ! 一見の価値ありです! (^_^)/





    あぁ~! 今日は折角七夕だったのに・・・
    もう少しロマンチックな記事書けば良かったぁ (>_<) クゥ~。。。







    父と先輩 敬さんと映画 classic







    今回も、映画のお話! なんと連続になってしまいましたぁ (>_<)
    ですが今日は、今回紹介する映画そのものの内容より、それにリンクする事柄をメインに書いていきたいと思っていますので、よかったらお付き合い下さいませ (^_^)

    それと、写真は全てクリックで大きく成りますので、興味のある方は見てみて下さいね ^^





    父との限られた思い出の中に、父の少年時代の話を聞いていた事がありました。
    もう、23年も前! 私が14歳の頃、父が私にその話をしたキッカケは、こんな事から始まった・・・

    私が話を聞いていた当時、世間では丁度 『ツッパリ・ヤンキー』 等と称される少年達の、暴走族や校内暴力が流行していた時代でした。 (今から思えば、その頃がそういったモノの流行した、最後の時代でしょう)

    当時私は、世田谷の経堂にある、父の実家である祖母の家で暮らしていました。
    その辺りでは、松沢中学・緑ヶ丘中学・梅沢中学の各グループが共にライバル関係にあり、しょっちゅう喧嘩したりしていた・・・私の友達も皆、上の3中学に通っていました。

    ちなみに、私は不良ではありませんでしたヨ! 念のため (^_^)
    えっ? お前はどこ中かって? 私は上の3中学のどこでもありません。
    まぁその辺の事は、今後シリーズの中で追々書いていこうかなぁ・・・などと思っておりますので ^^

    まぁ、その頃は 『どこどこ中の誰々と、どこそこの誰々が、喧嘩してどっちが勝った』 とか言う話は、嫌でも耳に入って来ていたので、たまに父に会うと友達の話から、そんな話にもなったりするんです。
    すると決まって父は 『何を言ってんだ! そんな事! くだらない!』 と言うので、その事に対して、いつも反発を覚えていました。


    ある日、同じ様にそんな話になった時 (話の内容は覚えていません) 
    私は 『自分の事は悪く言われてもイイけど、友達の事は悪く言うな』 的な事を父に言ったんです! そうしたら、えらいケンマクで 『子供が何言ってるんだ! ヤクザもんじゃねぇんだよ!』 と怒鳴られた (>_<)

    ひえぇ~とか思っていたら・・・
    『喧嘩なんてモンは、そんなに甘いモンじゃ無いんだよ!』
    その時、父が言いたかった事を要約すると、父自身も若い頃は暴れ回っていた様で、その頃の喧嘩と言えば、正に生きるか死ぬかと言うモノ! だから、今時 (23年前当時) の子達が何をやろうがチャンチャラ可笑しい! しかし、自分がやってきてバカだったなぁと感じているので、お前がそこに近づく必要は無い! そして、もし近づくのであれば、一番強くなれ! 能書きを言いたいのなら、それからにしろ・・・! と言う事。

    当然、こんな事を聞かされて、『その頃』 に興味を持たない子供は居ないでしょう ^^
    聞きました (^_^)

    それによると、中学頃から父は、経堂では知らない人が居なかった程、暴れん坊だったみたいです。
    どれ位かと言えば、新聞や郵便配達の人が、父を恐がってナカナカ経堂へ来れなかった位!と言う事だそうで・・・今聞くと、ちょっと引いちゃう ^_^;
    もひとつオマケに、中学の頃の父の小遣い稼ぎは・・・大体、不良の小遣い稼ぎと言えば分かりますよね? カツを揚げちゃうんですけど、その相手が又引いちゃう ^_^;
    経堂にある農協大学の相撲部に、毎月ショバ代を取りに行っていたそうで。
    大学の敷地内にあるのに、そんな無茶苦茶なぁ・・・。

    今一、信じられなかった! そこで質問しました 
    『お父さんは、そんなに喧嘩強かったの?』 と・・・
    それに対して父は
    『まぁそうだなぁ、強かったって言えば強かっただろうな! 当時の喧嘩なんて言うのは何でもアリだから! 勝たなきゃ、こっちが半殺しにされちゃうんだから! 体は小さかったけど、そりゃ必死さ!』

    父の言うこの 『喧嘩』 と言うモノは、どうも子供同士の小競り合いを言っているのではない・・・
    当時、父は麻布中学に通っていたのですが、ある時、数人のヤクザと喧嘩になり、父は日本刀でその人達を斬ったそうです・・・昔の事ですから勘弁してやって下さい m(__)m
    当然、やられた側の仲間は黙っている筈も無く、仕返しに来ました。
    いくらヤンチャとは言っても、中学生です! 組織ごと相手に出来る程の力はありませんでした。

    その時、父の先輩が間に立ってくれて、相手と話を付けてくれたそうです。

    結局父は、この一件で中学を首になり、祖母の知り合いだった、当時の国士舘の校長に頼み、先の先輩も通う国士舘に入りました。

    私が12・13・14歳頃は仲間内では、国士舘の制服を着た人とは、目を合わすな! 
    と、言われていました・・・今から思えば、父の頃はもっと酷かったんだろうなぁ・・・と (>_<)

    そこでは、父と同じクラスに学年の番長が居て、新入りの父に絡んできたそうです。
    体は父よりも一回りも二回りも大きく、俺の靴を磨け! と言ってきたそうです。
    が・・・父がそんな事する筈もなく、教室で大喧嘩に・・・『しばらくして』 教室の前は黒山の人だかりに・・・ところがそれは、喧嘩を観に来たのではなく、勝敗の結果として、デカイ番長が当時は小柄だった父の前に這い蹲り、父の靴を磨いていたからだった。




    経堂の実家で、祖母と父






    (父と祖母・経堂の実家で)









    その後、父は新宿でそれなりに知られる様に成っていったそうです。
    祖母の話では、祖母が新宿の父の所に遊びに行った時、一緒に歌舞伎町を歩いていると、皆父に 『ご苦労様です』 とか 『お世話になってます』 と挨拶してきたとの事。

    どれも、私の生まれる前の話ですが、そう言われれば、私の小さい頃の記憶に、こんな事がありました・・・
    私は父に連れられて、新宿の飲食店に! その店の店主が 『失礼ですが○○さんですか?』 と声をかけて来た。
    『はい! そうですが?』 と答える父。



    経堂の実家で・・・





    (中央、父・経堂の実家で)







    何を食べたのかも覚えていないが、帰る時、その店の店主さんが 『○○さんから、お代を頂くなんてとんでもない! いつでも又お寄り下さいませ!』 と言い、お金を取ろうとしていなかったのを覚えている。 当然お金は払ってきました ^^

    又、私が子供の頃、経堂の商店街のお菓子屋さんでアイスを買っていた時、たまたま父が通り掛かり、私を見付けて声を掛けてきた時も・・・ 
    『君のお父さんかい?』 とお菓子屋さんに訪ねられ 『ハイ!』 と答えると、そのおじさんは・・・足を止めはしないものの、実家の方へゆっくりと歩きながら私を待っている父の背中に目をやり、今度は今私が買ったばかりの30円のアイスを包んでくれた紙袋に、手当たり次第にアイスを幾つも詰めて渡してくれました。 

    その時は何故そうしてくれたのか分からなかったけど、それ以降、私が買いに行っても、お金を取らなくなりました・・・祖母が知り、癖になるので、お金は取って下さい! 
    と言いに行き、お菓子食べ放題の夢は破れ去りました ^^

    私が12歳の頃にもこんな事が・・・
    商店街の中にゲームセンターがあって、よくそこに遊びに行ってたんです。
    当時、私は今とは違い父方の苗字を名乗っていたので、友達は皆、私を父と同じ苗字、○○と呼びます! それを聞いていたゲームセンターの店主さんが、『なんだ! 君は○○さんの子供さんか?』 と聞かれるので、ハイ! と答える。

    すると、ゲームをタダでやらせてくれる・・・
    でも、祖母から 『そう言う事は断らなきゃダメだ』 と言われていたので、ちゃんと断ってお金入れてやってました (^_^) 
    そこのおじさんが、『君の事を君の友達は皆○○! と呼び捨てにしてるけど (同じ年の友達なら呼び捨ては当然ですが) 昔は、○○! なんて誰も呼び捨てになんか出来なかったんだから・・・そんな事言えなかったんだから・・・』 と話してくれた。

    これらの話は、実際に父がブイブイしていた頃からかなりの時間がたってからの事。
    逆に言えば、父が幅を利かせていた頃を知っている人は、皆今 (23年前当時) でも、父を立ててくれていると言う事なのだと思う。

    幼い頃、着物はビリビリに破れ、髪は乱れ、鼻血を流しながら、土下座して父に謝っている、お相撲さんを見た事がある・・・どれくらいの番付の人かは分かりませんけどね ^^

    こうして書いてみると、改めて凄いなぁ・・・と思っちゃう。
    ただ、昔の不良はある程度、皆こうだったんじゃないのかな? とも思います。
    しかしどうですか? 凄いと思いませんか?


    しかし、そんな父にも勝てない相手が・・・!


    私 『それじゃあ、お父さんは負けた事無いの? お父さんより強い人は居なかったの?』
    その時、父が即答した
    父 『いや! 居たよ! 《敬さん=けいさん》って言う、物凄い人が居たんだよ』

    父 『・・・うん! あの人には敵わないよ・・・』
    それまで父の格好イイ話ばかり聞かされていた私は、いささかショックでした。

    私 『そんなに強かったの?』

    父 『強いなんてモンじゃないね! 化け物だよ・・・不死身なんだから! 本当に不死身だったよ、あの人は・・・』

    その時、父がそこまで言うんだから、きっとそうなんだろうと思い、次第にどんな人だったか気になってきた・・・当然の事ながら聞かずにはいられない!

    父の口から語られたその人は、正に化け物・不死身と言うに相応しい人物像だった。


    花形 敬・・・(はながた けい)



    TVのインタビューに応える花形敬01


    (TVのインタビューを受ける花形敬・本人)






    実は、父が先のヤクザともめた時、間に立ってくれた先輩とは、この人。
    父と同じく、実家は世田谷の経堂。 歳は父の3つ上で、友達と言うよりは、先輩・後輩と言う関係だったらしい。

    下北沢を拠点に遊んでいた喧嘩の強いお兄さん・・・
    『敬さんと、一緒にお風呂なんか入るだろ! そうすると、もう凄いんだよ!』
    と、父は顔をシカメながら言う
    父 『もう、顔も体も、全身傷だらけで・・・背中も刀傷が、もう無数にあるよ! 顔だって左の頬に大きい傷が有ってね! その傷なんて自分で切ったんだから!』 

    私 『なんで?』 

    父 『度胸試しだよ! タバコだって何だって平気で手で消しちゃうんだもの』 

    父 『喧嘩で付いた傷だって凄いよぉ・・・顎だとか額も傷だらけでね! みんな刺されたり、斬られたりした傷だよ!・・・それでも死なないんだから! 撃たれたって死なないんだよ・・・』


    これは、父が中学、花形さんが高校の頃の話です。
    その頃既に、ヤクザとの間に立って仲裁出来る程の、強さなり知名度なりがあったと言うのは、素直に驚きます。

    父 『敬さんの家のお庭に、麻縄を巻いた太い柱みたいな角材が埋まってるんだよ! 後輩は皆それを殴らされてたんだよ! 拳とパンチを強くする為に・・・だから凄いよ! その巻いてある麻縄なんて血だらけだよ!』

    父 『敬さんは、サンドバック叩いてたよ! でもサンドバックって言ったって、中は石なんだから・・・』

    父 『後輩連中が集まって、花形さんとお酒なんか飲んでたりすると 「お前とお前、喧嘩しろ」 だとか、言われて、負けたら花形さんに殴られるんだよ・・・』

    (しかし、基本的に花形さんは、弱い者には優しい人だった様で、特に子供には優しかったと言っていました)

    こんな話を聞いている内に、花形と言う人はどんな外見をしていたのか? と言う思いに駆られ、父に尋ねてみると・・・
    『とにかくキザな人だよ! アルカポネみたいな帽子あるだろ、それをいつも、こう斜めにして被ってるんだよ! 格好イイ人だったよ!』



    TVのインタビューに応える花形敬02



    (TVのインタビューを受ける花形敬・本人)









    私 『痩せてるの?』

    父 『痩せてないよ! あれは、普通の人の体じゃないよ! 凄いんだから・・・力道山みたいな体してるんだから・・・アレは普通の人間は敵わないね! だって力道山が、敬さんと喧嘩出来なかったんだぞ! 恐くて・・・』

    私 『え! なにそれ?』

    その頃、花形さんは渋谷にあった、東興行・・・つまり安藤昇が組織した、安藤組に所属していて、彼らの縄張りに挨拶なく力道山がキャバレーを開店。 当時、人気絶頂で 『無敵』 のチャンピオンだった為、安藤組を甘く見ていたらしい。 その態度への怒りと、加えて、その店の周りからの苦情・助けを求める声に応えるかたちで、花形さんが話を付けに向かった。 (安藤組は渋谷の街の用心棒の様な存在でもありました)

    映画 『安藤組外伝・人斬り舎弟』 より

    (菅原文太さん演じる日向 謙=花形 敬が力道山と対峙する場面)
    (映画中で、用心棒として出てきた組幹部が、実際には力道山でした)


    力道山側は、力道山と3人の弟子! その手には弾を込めた猟銃。
    しかし、花形さんの気迫に押され、4人は逃げ惑う事に・・・その瞬間、力道山の手が震えていたと言います。 結果、そのお店は、即撤退。



    逮捕される際の花形敬


    (逮捕された際の花形敬)












    『花形 敬』 と言う人が、力道山と本気で闘って、本当に力道山より強いかは分かりません。
    しかし、私生活においてスポーツマンシップなど、あまり無かったであろうと想像出来る当時のプロレスラー4人を、貫禄・気迫で上回ると言う事は、並大抵の事では無い。
    正にそれは、『無敵』 と 『不死身』 と言う称され方の違いとなって表れているのだと言える。

    しかし、何故 『花形 敬』 と言う人が、 『不死身』 と言われる様に成ったのか?
    と言えば、それには幾つかのエピソードが有るのだが、父曰く、花形さん一人に相手は数十人・・・当然相手は素手ではない! それでも、その連中は恐がって手が出せなかったと言う。
    仮に手を出したところで、勝つ事は出来なかった。

    花形さんは、その様な数え切れない程の修羅場を、平然と打ち勝って来た!
    そして驚いた事に、子供時代から生涯、喧嘩は素手にこだわった! と言う事。

    力道山の時も然り。 どんなに大勢が相手であろうと、どんなに相手が凶器を持っていようと、花形さんは素手で勝っていたのだ! 当然、刺されたり斬られたりするのだが、それでも必ず勝つ。

    そんな伝説の中に一番強烈なものがある・・・
    それは一時期、花形さんは、その強さが故に組の仲間からハミ出していた事がある。
    そんな時、兄弟分と感情の行き違いがあり、命を狙われた。

    ある日の夜、行き付けのスナックから出てきた花形さんを、兄弟分の所の若い衆が銃撃した!
    当たった弾は3発・・・左肩と、掴み掛かろうとして伸ばした左の手の平・・・そして、トドメの一発が左の脇腹に。

    『安藤組外伝・人斬り舎弟』より


    ところが・・・ところがですよ! 生きていたんです!
    生きていただけでは無く、撃たれたその夜の内に、なんと花形さんは、女の人を連れて飲み歩き、焼肉を食べ、エッチをし、明くる日・・・事務所で昨晩の出来事を話していると、ズボンの裾から、昨日の弾丸がこぼれ落ちて来たと言うから、尋常ではない!
    しかも、撃たれた時や喧嘩の最中でさえ、被っている帽子の角度を気にしていたと言う程、自分のスタイルに拘っていたらしい。

    少なくとも私は、37年の人生でこんな人間は見た事はありません!
    正に、漫画か劇画の様な話だけど、全て正真正銘の実話です!
    父はそれを間近で見ていました。

    父が、キザだと言い、不死身だと言った・・・
    力道山が震えて逃げた・・・
    数十人も居るのに、一人の花形さんに手が出せなかった・・・

    そりゃあ、こんな人が相手では、そうなるのも無理はない!

    (父からは、この他にも多数のエピソードを聞きましたが、書き切れないので省略しました)

    しかし、そんな花形さんも33歳の時、多摩川の土手で心臓を刺されて生涯を終えます。



    こんな話をしてくれていた父は、それから3年後・・・私が17の時に亡くなりました。 


    私が19歳の頃、ある友達と電話で話していると、相手がこんな事を言い出しました・・・
    『俺の友達に、俳優をやってるヤツが居るんだけど、そいつが今度映画に出るんだって!』

    私がどんな映画かと訪ねると・・・
    『陣内孝則が主役の 《疵(きず)》 って言うヤクザ映画で、何だか昔、本当に居た人の話なんだって! 花形ナントカって言う人のなんだってよ!』

    私 『えっ? 花形 敬の映画?』

    友 『あぁ~そうそう! 花形敬っていってたなぁ! お前そんな事よく知ってるな!?俺の友達はその人の子分役をやるみたいなんだけど、その人も本当に居た人で、○○さんって言う人の役だって・・・役が貰えて友達も喜んでるから観に行ってやってよ!』

    観ない訳にはいかなかった・・・友達の口から出たその名前は、なんと私の父だったのだから! 
    その友達に頼み、再度確認を取って貰ったところ、やはり間違いない! との事なので、私はその 『疵(きず)』 と言う映画を・・・今考えれば可笑しい話だけど、当時の自分なりに正装して観に行きました ^_^;



    疵

    映画 『 疵 』







    ストーリーは、大まかに言うと、下北沢時代から多摩川で刺されるまで。
    主演の陣内さんは、ちょっと迫力・貫禄不足の感は否めませんが、これはこれでありかな (^_^)

    劇中のエピソードは皆、父から聞いていたので、何だか初めて観たとは思えませんでした。 (兄弟分に命を狙われる事になった直接の原因の説明が、この映画では歪曲されている。 その辺の事は 『安藤組外伝・餓狼の掟』 と言う、やはり花形さんを扱った映画の方が正しく描写されている様に思います。 また、花形さん自身の人間像も、こちらの方に近かったのではないかと思われます)

    最近、機会があって、この映画 『疵』 のDVDを観たのですが、昔の印象と違って、今は、切ない話だなぁ・・・と思う。 それだけ成長したのか、歳をくったのか ^_^;


    そして以前は、ある面で恨み憎んでいた父の事を、この映画を通して思う時、 『しょうがない! 許してやるか!』 と、思わせてくれた様な気がする・・・きっと父も淋しかったんだろうと・・・



    疵3

    映画 『 疵 』









    今回の記事は、父の話なのか、花形さんの話なのか、映画 『疵』 の話なのか、よく分からなくなってしまったけど、書き終わって今思う事は、きっとこの記事は父の為に書いたのだと思う。

    但し! 今回の記事で書いた内容は、素直に凄いなぁ・・・
    とは思いますが、暴力や反社会的な行為は、どう言う理由であれ肯定されるべきモノでは無いと、私自身は考えております。


    最後になりましたが、今回の記事中の花形敬さんの画像は
    『juncaさんのブログ』 から、juncaさんの承諾を得て転載させて頂きました。
    juncaさんありがとうございました m(__)m


    今回も長い記事を、最後まで読んで頂いて、ありがとうございました m(__)m










    お父さん? 今は天の何処で何をしているのか・・・
    もう恨んでないから・・・大丈夫だから・・・
    安心して、あの世で楽しくやんな (^_^)/








    *当ブログ内の文章・画像を無断で転用する事、及び盗作は禁じます。


    1999年の夏休み classic







    『私がまだ何も知らなかったあの年の夏休み、世界がそれまでとは全く違って見える様になった・・・いや、実は私自身が卵の殻を破って変貌したのかも知れない。
    木漏れ日
    今でもハッキリと思い出す事が出来る。 あの年の夏休み・・・
    まるでまだ昨日の事の様な気がしてならない・・・』 



    これは、88年の春に公開された、金子修介監督の 
    『1999年の夏休み』 と言う映画の冒頭のナレーション。
    学院正門

    萩尾望都さん原作の 『トーマの心臓』 と言う漫画をモチーフに、設定と物語途中からのストーリーをアレンジして実写映画化した物。
    その是非はともかく、どこまでも 『生臭』 さを排除した、透明感あふれる近未来ファンタジーの、この映画。


    登場人物は僅か4人の少年・・・

    悠・薫役 宮島依里 (二役)
    湖・悠の横顔
    薫・いくら逢いたくても・・・



    和彦役 大寶智子
    和彦


    直人役 中野みゆき
    直人1


    則夫役 水原里絵 (現・深津絵里)
    則夫・皆死んでしまう・・・



    お分かりの様に、少年役は全て女性が演じています。
    加えて、声は声優さんがあてているので、観ていて不思議な雰囲気です。

    とは言え、だからこそ、この映画の全篇を通しての、素晴らしい 『透明感』 『清潔感』 につながっているのだと思います。






    物語は、白樺の林を抜けたところにある、全寮制の男子校の夏休み・・・
    オープニング・3人
    全校生徒が帰郷してしまい、帰るところの無い者同士の、直人・和彦・則夫が、学院で3人だけの夏休みを過ごしている。 けれど、彼らには悲しい思い出が・・・
    悠・階段
    それは、和彦に思いを寄せていた少年 『悠』 が、3ヶ月前自殺してしまった! と言うもの。

    その事で和彦は、悩み苦しみ傷付いていた・・・同室の直人は、そんな和彦を優しくいたわっている・・・彼もまた、和彦に恋しているから。


    時間が止まってしまった様な、閉鎖的な世界での3人だけの夏休み・・・
    そこへ、ある日突然自殺した 『悠』 とそっくりの転校生の少年 『薫』 が現れる。
    湖・薫と和彦


    3人は動揺し、様々な考えを巡らす・・・
    廊下の3人・より
    『彼は悠だ!』 『いや悠じゃない』 『だって死体はまだ見付かっていないんだよ』


    直人の思い・・・
    室内・直人の横顔


    和彦の葛藤・・・
    和彦の葛藤


    則夫の孤独・・・
    則夫・花火



    たまごの殻に閉じこもっていた和彦は
    一体誰を愛し、誰に口付けするのか・・・
    夜湖・和彦と薫2
    その二人の運命は・・・

    目
    そして、薫は何故現れたのか・・・




    台詞や演技の付け方を観ていると、多分演劇を手掛けている人が携わっている感じです。
    が、かえってそれが、この映画の世界観を作っている一つの要因になっていると思います。

    ともすれば、偏見をもって観られがちなストーリーを見事に、透明感・清潔感のある映像で、悲しくも切ない作品に仕上げています。 (当然エッチな場面はありません! 念のため・・・) 

    そして、そこに流れる中村由利子さんのアルバム 『風の鏡』 の各楽曲もまた、言い知れない刹那さ・悲しさ・暖かさが漂っていて、一度聴いたら忘れられなくなる程、素敵な曲です。 

    少年の同性愛と言う形をとっていますが、根底にあるテーマは、とても考えさせられるものです。 

    機会がありましたら是非ご覧になってみて下さい・・・
    きっとホッとして、ほんの少しだけ、ニコッと出来ると思います。


    と! 言うわけで! この映画の中で、学院として使われたロケ地へ行って来ましたぁ~
    何年も掛かってやっと見付けたのです (*^_^*)

    場所は、横浜市の大倉山駅から徒歩7分
    この7分間は心臓破りの坂でした (>_<)

    大倉山




    これこれ!! この学院 (建物) にどれだけ憧れたか 
    ヽ(^o^)丿

    息切れと、はやる気持ちを抑えてクールに?

    学院玄関・引き


    学院玄関1



    中へ入ると、薫が電話をしていた、あの階段が・・・

    蘭と階段




    そして、映画には出て来なかったけど、階段の上は吹き抜けで・・・


    天井1


    天井2




    とっても綺麗で感動ですぅ (^o^) ジーン




    もちろん記念撮影 (^_^)

    蘭と天井






    古い建物って、歴史や文化を感じるけど
    やっぱり一番は、ホッとしますねぇ・・・来てよかった

    館内・椅子



    映画に思いを馳せながら・・・って私、写り過ぎ! どんだけ出たがりなのよ ^_^;

    外・椅子



    でも、とてもイイところでしたよ! お時間があったら是非、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょう。 映画同様、ゆっくりと流れる時間を楽しめますよ。。。



    1999年の夏休み


    風の鏡








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    竜二 & 竜二 Forever classic







    竜二 Forever

    竜二 Forever









    2002年3月に渋谷で公開された、細野辰興監督 高橋克典主演の 『竜二 Forever』

    原作は、生江有二の 『竜二・映画に賭けた33歳の生涯』

    しかし、原作とは言うものの、物語風にはなっておらず、内容はドキュメンタリー。

    それを物語としてまとめた物が、この 『竜二 Forever』 と言う映画なんです。



    では、その原作である 『竜二・映画に賭けた33歳の生涯』 とは、一体何を扱った本なのか?
    それは、知る人ぞ知る伝説の映画人 『金子正次』 の生涯を追った物。



    この 『金子正次』 と言う人は、京王線の初台で焼き鳥屋さんを営みながら、『ザットマン』 と言う劇団の俳優さんでもありました。

    しかし彼には夢があった・・・映画スターになる! と言う夢が。
    親友の松田優作に羨望と嫉妬を感じながら、その準備を進めていた。

    それは、自分が主役を演じる為の映画の脚本・・・
    金子正次が残した数々の脚本は、後に映画化され記憶に止まる物ばかり


    『竜二』 83年映画化 
    (主演・金子正次)

    『チ・ン・ピ・ラ』 84年映画化
    (主演・柴田恭兵・ジョニー大倉)

    『ちょうちん』 87年映画化
    (主演・陣内孝則)

    『獅子王たちの夏』 91年映画化
    (主演・哀川翔)

    『チンピラ (リメイク)』 96年映画化
    (主演・大沢たかお・ダンカン)

    『盆踊り』 未映像化



    少ない制作費のなか、自ら借金をしてまで、『竜二』 の映画化に心血を注いだ彼は、『竜二』 の公開後間もなく、ガンの為に亡くなっている。

    今では一つのジャンルになっている、 『ネオ・ヤクザ』 物と言う概念も、彼の主演した 『竜二』 と言う映画が作り出したモノ・・・

    金子正次の 『竜二』 は大ヒットし、数々の賞を受賞・・・


    ブルーリボン賞 新人賞受賞

    日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞

    映画鑑賞団体全国連絡会議 主演男優賞受賞

    映画芸術 特別演技賞受賞

    毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人特別賞受賞

    シティーロードベスト俳優 3位

    キネマ旬報八三年度ベストテン 6位

    横浜映画祭 審査員特別賞・自主制作映画賞受賞

    立川映画祭 名作賞・主演賞受賞






    竜二




    『竜二』 自体のストーリーは・・・



    新宿のヤクザ、花城竜二。 組の中でも一目おかれる存在である彼は、二人の子分 『直(桜金造)』 と 『ひろし(北公次)』 を使い、ドバを開いていた。

    金儲けは誰にも負けていない!
    そんな竜二の心には大きな穴が開いている。
    別れた妻と子供・・・二つの生活をはかりに掛けた時、竜二はヤクザである事をやめ、二人を迎えに行く。




    しかし元の子分、直が落ちぶれ、ひろしが汚く育ち、旧友は見る影も無いシャブ中・・・そしてなにより、それらを助ける事の出来ない自分に、苛立ち始める竜二・・・不安そうな妻 (永島暎子) を残し、再びヤクザの世界へ。。。


    よくありがちな、ドンパチは一切なく (殴るシーンはあるけど) 心情を綴ったこの映画は、とても考えさせられる作品です。

    また、『竜二』 に携わったスタッフ達も皆、後に賞を取る様な映画に参加した人達ばかり。 撮影途中、監督の交代劇があったものの、当初の監督も、後任の監督も然り、後に大活躍をしています。
    直役の桜金造も、初めての映画出演となったこの映画での演技が認められ、以降演技の仕事が増えたと言っています。




    『竜二 Forever』 と言う映画は、そんな金子正次の、劇団時代から、
    映画 『竜二』 を作り上げるまでの話を映画化したもの。



    その中には、多少の誇張や脚色はあるのだが、それがかえって熱く生きた男の思いを伝えるのにイイ要因になっている。



    加えて主演の高橋克典も、この映画では 『俳優』 に成っている!
    (また私は偉そうな事言っちゃってますが・・・^_^;)
    顔なんて全く似ていないんだけど、その雰囲気は正に金子正次そのもの! 
    いや、竜二そのもの!

    最後の病院のベッドで逝くシーンなんて、鬼気迫るものがある演技で驚かされました。

    何よりも金子正次と言う人は、『竜二』 と言う映画をこんな思いで作ったのかぁ・・・と、普段の自分の不甲斐なさを思い知らされる思いでした。
    人間が何かをやろうとする時、こうでなくちゃイケない! って。

    信念があれば、なんだって出来る! いつだって遅くはない! 
    金子正次さんがそんな風に言っている様に思えた・・・。

    あの 『松田優作』 も、そんな金子正次の生き様を近くで見ていたからこそ、
    映画 『ブラックレイン』 に命を懸けたのではないだろうか? と思うのは、ひいき目だろうか・・・。





    ココに紹介した二本の映画 『竜二』 と 『竜二 Forever』 は、もう今ではレンタルに有るかどうか分からないけど、見付けたら是非是非! ご覧になってみて下さい。 
    どちらから先に観てもイイのですが、私の意見としては 
    『竜二 Forever』 を先にご覧になる事をお勧めします。

    二つの作品を観て 『家庭人としてはどうなんだ?』 と言う思いもありますが、何かを目指した一人の人間・・・として見た時、自分もこう在りたいと思います。

    しかし、両方の映画は涙の感動はしません! でも、本当に観て良かったと思える作品です。。。






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